午前中、茉莉子と二人で美容院へ。
年越し前にさっぱりできてよかった。
午後から病院へ。
母の様子は変わらず。
昨日手術した喉から少し出血があったけど、すぐに止まったみたい。
明日、弟が帰ってきて実家に泊まるので、今日は父も夕方に一緒に帰った。


オットは東京出張で帰ってこないので、茉莉子が淋しがっていた。
いるときには冷たくするくせに…ツンデレなんだから!

クリスマス会



幼稚園のクリスマス会に参加(見学)させてもらった。
はじめに12月生まれの子供たちのお誕生日会があって、その後、トイレ休憩をはさんでクリスマス会。
先生たちのハンドベル演奏や、クリスマスツリー(樅木)の話、クリスマスにちなんだお芝居(ドジなサンタクロースとしっかりもののトナカイの寸劇)、サンタ登場、みんなにプレゼントを配る等、盛りだくさんの内容。
自分たちで工作した靴下にプレゼントが入っていて、みんなすごく嬉しそう。
久しぶりに登園した茉莉子にも、いろんな子が声をかけてくれたり手を振ってくれたりして、本当に楽しかった!
行ってよかった〜!


荷物がいっぱいだったのでいったん家に帰って、すぐに病院へ。
気管切開(喉に穴をあけ、短いチューブを留置)の手術は無事終わり、喉に人工呼吸器がついていた。
しばらくベッドのそばで様子をみて、先に来ていた父と病院内のドトールで少し話す。
父は8時前に来る兄を待ってから帰る、とのこと。
兄も年末の忙しい中、毎日病院に来ているみたい。
私たちは急いで帰ってそろばんへ。
だんだん難しくなってきて、あまりよくわからないみたい。
二桁の足し算で、3桁の答えに苦戦している。
まだ100までの数をあいまいにしか理解していないから、そりゃあわかんないだろうなあ…。


今日は忙しかったけど、久しぶりに楽しい気持ちになったなあ。

午前中に、病院へ。
昨日はついていなかった管が、一つ増えていた。
髪の根元が白くなって、白い短い毛が生えてきているように見えてかわいい。
顔色はいいけど、手足は冷たい。昨日また全身麻酔をしたから、疲れたかな…。
小一時間ほどで病院を出て、父に車で送ってもらう。
途中、お好み焼き屋さんでお昼を食べた。久しぶりで、おいしかった。
明日は幼稚園のクリスマス会があるので、参加する予定だったんだけど、まだ歩けないので私が付き添ってもいいか、先生に電話で確認してみたら、大丈夫とのこと。
毎日病院に付き合ってもらってるから、茉莉子にも楽しいことがないとなあ。
夕方、早めにお風呂に入った後、急に「まりちゃん、ばあばがあんなふうになって嫌だった、こわかった〜」と突然泣いて、すぐに泣きやんだ。


夕方、父から電話。


・再度MRI検査をしたが、やはり、血の流れが少ない
脳梗塞が広がっている
・「植物状態になりますか?」という父の問いを肯定
・その場合、専門の病院に移る必要がある
・介護認定等、ケースワーカーと相談
・気管内挿管(口から気道までのチューブ留置)を気管切開(喉に穴をあけ、短いチューブを留置)へ変える手術を明日うける(痰がつまったり、口の中に傷ができたりするので)


油断すると、すぐに涙が出てしまう。
母は決して植物状態で世話を受けての延命を望んでいなかった。絶対に嫌だと言っていたのに…。
普通にしていたつもりだけど、何かを感じたのか、夕飯中に茉莉子がいきなり「ママがまりちゃんよりつらいってこと、わかってるよ。ばあばのこと」と言ってきた。
涙が出たのを見て、「ママ、目が赤くなって、涙がでてる〜」と茉莉子が笑うので、思わず笑ってしまった。
「泣きながら笑ってる〜」と喜んでいた。
オットに話を聞いてもらって泣いたら少しスッキリした。
お父さんは、どんなふうに過ごしているかな。一人で大丈夫かな…。

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病院の前で茉莉子と父。
立っているけど、右足は浮かしていて、まだ歩けません。


朝から茉莉子と実家へ。
窓を開けて掃除をしたり、洗濯をしたりしていたら、父が会社から帰ってきた。
1時半に病院へ来て欲しいと呼び出されたみたい。準備をして、一緒に病院へ。
ICUでは、まだ意識が戻らず、母が寝ている。
顔色はいいけど、手足も顔も、ずいぶんむくんでしまって、痛々しい。
点滴で、こんなにむくむんだなあ…。
MRIで見ても脳内の黒い影(おそらく、脳梗塞らしい)の原因がわからないので、もう一度血管にカテーテルを通す検査をするらしい。(先生の見立てでは「静脈の血流がどこかで滞っているのかもしれない」)
3時から検査をして、終わった後に報告があるとのこと。
5時まで待っても呼ばれないので聞きに行ってみたら、先生は別の手術に入ってしまったのでその後になると…。
早く言ってよ〜!!めっちゃ待ったよ!
いつになるかわからないので、私と茉莉子だけ先に帰ることに。
結局、父が帰ってきたのは8時前。
兄も毎日仕事の後に病院に来てくれていて、兄と一緒に説明を聞いたんだって。


カテーテルの検査では、血管に異常はなかった
・静脈にも異常なし
・原因はわからないが、脳に血(酸素・栄養)が少なく、それによって脳が死んでいっている
・非常にまれなケースで、見守っていくしかない


ある程度覚悟はしていたつもりだけど、すごくショックを受けた。

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朝、茉莉子の足をみてもらいに、病院へ。
まだ痛がって歩けない旨伝えると、また金曜日に来て、とのこと。
うーん、焦りは禁物だけど、早く歩けるようになるといいな。
いったん帰ってお昼を食べてから、2時に母の病院へ。
手足がずいぶんむくんでいる。
病院には、父と雅代さん(義姉)が来ていた。
先生から話を聞いたらしい。


・CTを撮ってみたら、脳に黒い影が映っていた
・はっきりとはわからないが、おそらく脳梗塞
・かなり広範囲に広がっている
・昨日は少し熱がでていた
・非常にまれなケースで、教授も入って、検討している
・さらに詳しく調べるため、明日MRI検査をする


気持ちが暗くなる報告…。
父はいつも通り落ち着いているけど、ずっと一人でいるよりは気がまぎれるかな思い、明日実家へ行って泊まることにした。
病院を出て、その足でそろばんへ。
二桁の計算がはじまって、少し戸惑っている様子だけど、いまのところ嫌になってはいないみたい。
隣に座った女の子が、落ちた消しゴムを拾ってくれたと喜んでいた。

ヒヤシンス

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ヒヤシンスの水耕栽培。日に日に根が伸びている。


家族みんなで、病院へ。
ICUには茉莉子は入れないので、オットと交代で一人づつ面会。
麻酔は切れているけどまだ意識はなく、時々手がピクピク動くだけ。
昨日は手を握れたんだけど、今日は手全体に手袋のようなものがはめられていた。動いた時に医療機器が取れてしまわないようにしているらしい。
口の中に管みたいなものが入れられていて、唇が切れていたのが気になっていたんだけど、唇や舌を
噛んで(無意識のうちに、だと思う)血が出ていたので、かませているんです、と看護士さんが教えてくれた。
尿の出が少し少ないので点滴を増やした、とも。
親切な看護士さんが多くて、よかった。


茉莉子の足は、昨日よりは少し動くようになったみたい。
でも、歩くのはまだ無理かなあ。痛みがあるようで、怖がっている。
まあ、どちらも、気長に待つしかないな。